ふれあい看護体験研修
「ふれあい看護体験研修」では、日本看護協会が定めた5月の看護週間に、看護ならびに介護体験を行います。
社員の提案により1999年に始まって以来、地元病院や介護施設にご協力いただきながら、毎年継続して実施しています。
参加を始めた頃は、「どうして一般企業が参加するの?」と時々尋ねられることがありました。しかし実際に参加した社員の意見は逆でした。医療関係者やそれを志す人たち以外の私たち一般企業こそ、こうした研修に積極的に参加すべきだという声が大半を占めたのです。
「命とは何か?」「老いとは何か?」「健康とは何か?」...これらの問題を若い社員が日常の中で考えることは少ないかもしれません。しかし言うまでもなく私たちは高齢化社会、介護社会に生きています。見えにくくなっているだけで、実際には非常に身近で重要な問題です。
DACグループでは、ふれあい看護体験への参加を通じて、自分が置かれている環境に感謝し、違う立場、困難な立場にある人を思いやる気持ちを身につけてもらう機会として長く後輩に伝えていきたいと考えております。